【その他】アプリリアRS50(MMA)直りました

こちらは私のコレクションの1台ですが、大変苦労しました。苦労話を少々書きます。
こちらの車両は、東京の葛飾区で購入した車両です。もちろん不動車です。
アプリリアは部品を注文してから届くまで3~4週間かかります。また、手数料として1回の注文で2000円かかってしまいますので、費用も高くつきます。それでは、故障個所を並べてみます。
1.キャブオーバーフロー
2.キャブから燃料が微量漏れる(フロートバルブ不良)
3.フロントフォークのフォークオイル漏れ
4.フューエルコック固着、燃料漏れ
5.燃料タンク内に油の塊が有り
6.ラジエター割れ
7.ウォータージャケット内に油の塊があり、冷却水が循環しない
8.クラッチ張り付き
9.バッテリーあがり
10.サーモスタット故障
たくさんありました。解説します。
2.は、走行後にフューエルコックをOFFにすれば問題ないのですが、それが嫌だったので必死で直そうとしました。フロート新品交換、フロートバルブ新品交換、油面調整までしましたが直りませんでした。社外キャブを考えましたが、ノーマル重視でやってきましたので却下、割り切って走行後にフューエルコックをOFFにする事を受け入れました。
4.のフューエルコックは、純正品が欠品なので、何とか修正できないかと現状品の修正をトライしたのですが、こちらもNG。また、フューエルコックの取り付けネジが、国産車と全然違う(ネジのピッチが狭い)ので国産品の流用もできませんでした。仕方がないのでClassic50用のフューエルコックを新品で取り付けました。ただ、コックのつまみが手で届かない位置となるため、コック切り替え用のパイプを作りました。パイプは小物入れに収納できるサイズに作ってあります。
7.は、走行中に水温が下がらず上がっていく一方なので、ばらしてみたら発覚しました。原因が分からないのですが、おそらく、NS-1と勘違いしたのか冷却水の補充口にエンジンオイルを注入したのではないかと思われます。NS-1ではエンジンオイル補充口が、RS50の冷却水補充口の辺りにあります。
他にも苦労した所はありますが、結果として、費用と時間がかかり過ぎるのでアプリリアはやりたくないと言うことに至りました。
ただ、RS250はカッコいいので、入手出来たらやります。