【公開整備】トゥデイAF61ベルト切れ、その他諸々

長期放置されていたトゥデイを整備します。圧縮があったので、キャブ洗浄でいけると判断していました。

キャブだけ洗浄して、数か月放置していました。その続きを今回実施します。

キー無しの車両なので、キーシリンダーごと換えます。

キーシリンダーを取り付けているビスがなめていました。前のオーナーが鍵を無くしてキーシリンダーの交換をミスったんでしょうか。

潰れたビスでも簡単にとれます。潰れたビスに穴をあけて、こいつをねじ込んでいけばすぐに取れます。

キーシリンダーは交換出来ました。あとはキャブを付けてキックでエンジンを始動します。

すぐにエンジン始動しました。不動車を再生させた瞬間はうれしいものです。

アクセルを開けると、後輪が回りません。駆動系をチェックします。

ドライブベルトが切れてます。こんな切れ方しているのは初めて見ました。

クラッチシューも交換時期超えてます。ここまですり減っているのも初めて見ました。

ベルトとクラッチシュー、ついでにウエイトローラーを新品に交換しました。

次に、シートロックが故障していることに気づきました。バラしていると、バネが弱っていることが原因だとわかりました。ワイヤーのバネを交換します。

あとは、バッテリーをつなげて、スターターモーターでエンジンが始動するか確認します。

始動しません。昨日も作業しましたが、スイッチの接点を掃除します。

原因は、接点(銅)が空気中の酸素によって酸化し、電気抵抗が増加して電流が流れなくなると言うことですね。

昨日やったJOG(SA36J)と構造がほとんど同じです。

接点とバネをワイヤーブラシで磨いて、接点復活剤を吹いて完成です。

スターターモーターが勢いよく回り、エンジン始動しました。

 

あとは、外装を換えて完成です。結構手間がかかった車両でした。

 

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