【整備】カワサキ750SS レクトロンキャブの清掃をしました。

去年の夏以来、乗ってなかったマッハです。

エンジン始動しましたが、こんな状態です。

左シリンダーが点火していて、真ん中シリンダーがたまに点火しています。

 

プラグを外します。


右シリンダーのプラグと、真ん中シリンダーのプラグがベトベトです。

プラグを全て交換しましたが、右シリンダーがイマイチです。たまにしか点火しません。

仕方がないので、キャブの洗浄をします。

 

それでは、キャブ洗浄の様子を書いていきます。レクトロンは珍しいですよ(^_^)

直キャブのため、飛び石などを吸い込まないように薄いアクリル板を付けています。

キャブを取り外しました。左手で持っているのが「スライド」で、「メタリングロッド」が付いています。通常のキャブで言うとベンチュリーピストンとジェットニードルです。

レクトロンのセッティングは、50種類あるメタリングロッドから適切なものを選び、メタリングロッドの高さ(正確にはメタリングロッドの切り欠き深さと表現すべきですが)を調整するだけです。簡単ですが、調整範囲の幅が広いのと、すごくシビアなので根気が必要です。

(メタリングロッドを回転させて高さを変えるのですが、90°ずつ回転させることが出来ます。90°回転させるとメタリングロッドの高さが0.00025mm変わります。説明書によると、メタリングロッドの高さを45mm~49mmの間にしないといけないので、その調整範囲内から適切な高さを探し出さないといけません。)

また、素人が50種類の中から適切なメタリングロッドを選ぶのは困難なので、メタリングロッドはプロに選定してもらうのが現実的です。

私の車両は、ゼンシン様の特注されたメタリングロッドが装着されています。ゼンシン様はドラッグレースのノウハウがあるので、信頼出来ます。あとはメタリングロッドの高さだけ調整してやればいいわけです。ただ、時間がなくて、ちゃんとセッティング出せていません。現在は普通に走る程度のセッティングになっています。時間を見つけてしっかりセッティングしたいです。

キャブの反対側の写真です。

フロート部です。構造が簡単ですね。

パイロットスクリューが詰まっていました。キャブクリーナーとエアーで洗浄します。後は組み付けて終わりですが、せっかくなので、車検用に網をつけます。

この100円均一で購入したものを使います。

網だけにして

バンドで固定します。

完成です。

3つやります。

装着しました。アクリル板は残しておきます。割れてしまいましたが・・・。

絶好調になりました。

動画を撮り忘れたので、昔の動画をあげます。

これからはまめに乗りたいと思います。

LINE査定も好評です!気に入ったらイイね!